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ペットを室内で飼う家庭が増え、平均寿命が5年~10年延びている反面、高齢による様々な病気や生活習慣病を患うペットも少なくありません。
大切なペットが健康で長生き出来る様、ペットの健康について紹介します。

1.虫除け・虫駆除の薬は生活環境によっては悪影響!?

ペットが健康に生活を送る為、お薬で病気を防止する事はとても大切です。しかし、全ての薬が良い訳ではありません。

例えば、動物病院で予防接種や健康診断を依頼すると、必ずと言って良い程勧められる薬が、ノミやマダニを寄せ付けない為にペットの体に投薬する虫除け・虫駆除です。獣医さんは、受診に来たペットがどの様な環境で生活しているのか知らない為、未然に病気を防ごうと、薬を勧めてきます。しかし、現代の一般家庭で飼育されているペットには不要と考える獣医さんも少なくありません。何故なら、ノミやマダニ自体が生活圏内にあまりいないからです。

また、6月等、季節の変わり目には、風にのって、マダニの卵が飛んでくると言われています。しかし、月に2回以上シャンプーをしていたり、毎日ブラッシングをかけている家庭であれば、毎月、虫除け・虫駆除を投薬するのは、返って体を痛めつけてしまいます。

未然に防ぐ為に投薬は、獣医さんと飼い主さんが一緒になって決める事が大切です。

2.ペットの肥満は百害あって一利なし!!愛情が裏目に出る事もある

肥満が病気の原因となるのは、人間に限った事ではありません。
可愛いからと、つい人間が食べている物をペットに与えてしまう方は多い事でしょう。しかし、その行為は可愛いペットの寿命を縮めている可能性がある事に気付いて下さい。

人間が1kg増えるのと、ペットが1kg増えるのでは、体にかかる負担が違います。例えば、体重3kgの犬が1kg増えた場合、本来の体重の約30%増えた事になります。その為、人間が少し増えたと考えていても、ペットからすれば、病気の心配をしなければいけない程、太っているのです。

肥満になると、関節を痛める事から始まり、椎間板ヘルニアや脂肪肝となり、手術を余儀なくされる事もあります。ペットだけでなく、人間の心も財布も悲しい思いをしなくてはいけなくなります。それを防ぐ為には、ペットには出来る限り、その子に合ったカロリー分の食事を与える事が大切です。

3.スキンシップが、病気の早期発見につながる

皆さんは日頃、ペットとスキンシップをとっていますか?
可愛いからと体のあらゆる箇所を触る飼い主や、頭をよく撫でる飼い主、体を寄せ合い時を共に過ごす飼い主等、ペットとのスキンシップのとり方は様々でしょう。

しかし、出来る事であれば、ペットの体は沢山撫でてあげて下さい。頭や胴、耳や指の先まで触ってあげて下さい。これは愛情交換をするだけでなく、ペットが受診する際、獣医さんに触られても驚かない為に、人間に触られる事を慣れさせる必要がある為です。小型なペットであれば、獣医さんも手の施し様がありますが、大型に近くなればなる程、その手段は大掛かりになり、ペットの負担となってしまいます。

また、ペットを触ってあげる事で、触診の役割も担っています。普段は喜ぶのに、今日は怒り出した等、普段と違う行動を取った場合、病気で体が痛いという可能性もあります。

早期発見、早期治療が、ペットの体をいつまでも健康に保ってあげる秘訣です。

4.ペットの種類によって獣医さんは選ばなくてはいけない!? 動物病院を選ぶポイント

「医者を選ぶも寿命の内」という言葉がありますが、ペットにも同じ事が言えます。
獣医さんは日々進歩する医学を勉強されていますが、得意分野・不得意分野があります。それをきちんと見分けなければいけません。

例えば、猫の治療に関しては長けているが、犬の治療は、診察の段階からあまり得意ではないという獣医さんも実際にいます。それを見分けるポイントは各病院で開設しているホームページです。ホームページには、診療の様子や病院の設備などを掲載しています。そこで、猫の事ばかりを紹介している動物病院に犬や鳥等、別の動物を連れて行っても期待に応えてもらえない事があります。また、看板等に犬や猫等の写真やイラストを載せている病院は、その種類のペットが得意と宣伝している事があります。

獣医さんは診療に来たペットを追い返す様な事はしません。その為、自分のペットがかかりつけになるべき獣医さんを探してあげるのも、飼い主さんの役割です。

5.私たち飼い主がペットの健康について考えるべき事

ペットの健康について本気で考えてあげる必要があるのは、シニア期を迎えてからです。
手足や体の動きが鈍くなり、トイレが上手に出来なかったり、食事もままならなくなります。老後をなるべく健康に過ごす為には、若い内からのケアが必要不可欠です。

ここまで、様々な健康方法を紹介してきましたが、たとえ10分程度であっても毎日散歩へ行き、決められた時間に決められた量の食事を与え、規則正しい生活リズムを作ってあげる事が何より大切です。

動物は本来、痛みや苦しみ等を我慢し、表に出そうとしません。苦しんでいる姿を見せてしまうと、その隙に敵から攻撃を加えられてしまうからです。これは野生で生きていた頃の名残です。
その為、ペットの健康は身近にいる飼い主さんがこまめにチェックしてあげましょう。

皆さんの参考になりましたら幸いです。

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